心を乗せる

文章に心を乗せるって難しいです。

およそ大人になるほど上辺を取りつくろい言葉を飾る悪癖に陥りやすいですが、心の乗っていない文章はただの記号に見えます。それどころか、「良く見せよう」などという卑しさを込めた文章には邪念が宿ります。やはり文章においても、最も重要なのは「心」のようです。


これは詩においても同じようで、僕は(我流の遊びですが)少しだけ詩を書いていました。

しかし、書いているうちに自分の詩に違和感を覚えました。というのも、その詩は自分から見ても不自然に堅く、まるで機械が喋っているように聞こえるのです。端的に言うと、四季が流れるような豊かさがありません。


豊かさを感じるような詩と何が違うのだろう?と思って他の方の詩を見ている間に、詩は心で書くものだと気づきました。

でも今の僕では思うように心を乗せることができなくて、それはおそらく心を開かない堅さがあるからで、まだ自分の心に自信が持てないのかもしれません。それでまずは心(を修養すること)と向き合おうと思いました。


短いですがおしまいです。多分次はもう少し長いのを書きます。