星読み

       ∽ 意思を継ぐ者 ∽





学びは「興味」から始まる


けれど同時に「敬意」も
とても重要

賢者が一つの対象から
百も千も学ぶのは

興味をもった対象を
その一部でも尊敬するため


無闇に批判して暴れる人は
とても多いけれど

それは多くの人は
前提を履き違えるから

相手が本当に伝えたいことを
聞く前に 拒絶するから


前提を履き違えるのは
相手への敬意が欠けている証

敬意が欠けると
落ち度にばかり目が行き

その人の意思を聞く前に
「それは違う おかしい」
と早合点をすることになる


読書においても
そうだけど
大切なのは
「意思」を読むこと

論理はさして
重要ではない


本当に伝えたいことを
聞きたいのなら

表面の雲に
とらわれるのではなく

その奥にある星空を
見なければならない


敬意が矢となって
雲を貫き
意思という星を
あらわにする

だから学ぶのが上手な人は
敬意を大切にする