解放

おはようございます元気ですか。僕はちゃんと生きてますよ。


籠もる、と言いながら早速書いてるわけですが。まあ雑記なので。



あれですね。今までこのブログでは相当に煮詰めてから書いていたのですが、今後はもう少し気軽に書こうと思うのです。気を張って少々疲れました。



あと「素直さ」を大事にしたいですね。素直な表現には、必ずと言って良いほどかなりの感情が伴うのですが、僕は感情を出すことに慣れていないですし、感情を出す=未熟というようなイメージもあるので中々できないです。

でも「何様だこの若造」という話で、人である以上は未熟な所があるのは当然なんですよね。表現する際の調整は難しいですが。


まあとにかく、そんな感じで書いていきます。とりあえず1〜2ヶ月に一回は書くと思います。


つくづく思うのですが、シビア過ぎると身動きが取れなくなりますね。このブログも「完全体」にするつもりでしたが、そんなの最初からできるわけないわw 疲れたよ。




ともあれ、そういうわけです。またね。



(自己紹介?そういえば書き直すとか言ってた気がする。いやツイッターでもそうなんだけど、未だに自分の何を紹介すればいいのかが分からん)

コモルー

お久しぶりです。


何気に前回の更新から半年近くが経ってしまいました。

いや、厳密にはいくつか記事を更新していたのですが、更新することを急いで不出来な内容になってしまっていたので、それらの記事は封印しました。やはり質を疎かにするとろくな事がないです。


そういうわけで、できるだけ質の高い記事を書くために、ある程度の期間を空けてから記事を書こうと思っていたのですが、まあ最高に書く気が起こらないです。一体どうしたんでしょうね。

僕はもともと限界まで煮詰めてから放出する質なので、そもそもの材料が不足しているのかもしれません。


というわけで、また素材を集めます。というか地力を養います。思えば、僕はそれほど読書をしてきたという訳でもないので、しばらくはまだ読んでない古典でも漁ろうと思います。


それでコモルー…もとい、籠もるというわけです。どれだけ籠もるかは未定(+_+)
無論、Twitterの方は引き続き活動します。


おしまい。



(こんな記事でメンゴ。雑記とかなら気まぐれで更新するかもしれないです。その時はTwitterのプロフィール欄に書くかもしれないです。あそこ書くことが無くて余るんですもの)


↑結局書いてないわダメだこいつ

チェーン・プライド

       ∽ 鎖の誇り ∽





真の誇りは

自己の奥深くから
湧き出るものだけれど

この世にはびこる
誇りの多くは

人為的に作られたもの


人は 相対的に「偉い」
と思わせて自尊心を
くすぐれば
容易に操縦することができる

そのために しばしば 
誇りは "作られる"


とりわけ
この国においては 「普通」

あるいは
正統の証である 「社会人」

多くの日本人は
普通や正統であることを
誇りにしている


社会から
疎外を感じて

「普通になりたい」
という人は多い

特にこの国には
とても多い


しかし

「普通」はしばしば
理想とされるけれど

それは
誰にとっての
理想だろうか

果たして民にとっての
理想と言えるだろうか


ところで
「普通」の特徴とは
どんなものか

明るい
健康的
協調性がある
我慢強い
勤勉
早寝早起き
異性や恋に夢中

ざっとこんなもの
だろうけど

これは明らかに
「理想的な"歯車"」の特徴


特に「明るくさせる」ことは
とても重要

ポジティブに染まって
前だけを見るものは

誘導や罠に気づきにくく
容易に操縦できる


対して

疑い 立ち止まり
思考する歯車など

王にとっては不良品

いやそれどころか
危険因子


規律正しく
よく動く歯車

独立して
あまり動かぬ歯車

王にとって
どちらが理想的かなど
言うまでもない


そう だから

いわゆる「普通」とは

民にとっての
理想ではない


国 貴族 統治者

彼らにとっての
理想なのだ



「各社会層は、外見では、同じ言葉を用いているかのように思われるが、その実、同じ言語を話しているのではないのだ」 
ー『群衆心理』

クリアエーテル

       ∽ 透明の輝石 ∽





「余白」は
宝箱の空きに似ている

宝石はないけれど
ゴミも入っていない状態


とりわけ
防御が重要な
この世界では

未だ ゴミが詰まっていない事は
ゼロではなくて むしろプラス


だけど時の余白

すなわち「暇」は
一般的に 悪い
という風潮がある


特にこの国では
「忙しい=偉い」
という図式が 暗黙に
流布されているけれど


古代ギリシャ語で
「暇」という意味の
スコレーは スクールや
スコラ哲学の
語源であるように

本来 暇であることは
決して悪いことではなく

むしろ肯定的なニュアンスさえ
含まれていた


心を亡くすと書いて
忙しい と現すけれど

忙しいことが善
という価値観を
公に流布するのは

民の心を奪い
息絶えるまで回る
歯車に せしめるため

だから
死んでいた心に
再び命を吹き込むのは
得てして 暇


夢は ゆるりと
紡ぐもの

暇や 余白は

未来を創り
無限の変化を生む

現代では
その価値 知られざる元素

星読み

       ∽ 意思を継ぐ者 ∽





学びは「興味」から始まる


けれど同時に「敬意」も
とても重要

賢者が一つの対象から
百も千も学ぶのは

興味をもった対象を
その一部でも尊敬するため


無闇に批判して暴れる人は
とても多いけれど

それは多くの人は
前提を履き違えるから

相手が本当に伝えたいことを
聞く前に 拒絶するから


前提を履き違えるのは
相手への敬意が欠けている証

敬意が欠けると
落ち度にばかり目が行き

その人の意思を聞く前に
「それは違う おかしい」
と早合点をすることになる


読書においても
そうだけど
大切なのは
「意思」を読むこと

論理はさして
重要ではない


本当に伝えたいことを
聞きたいのなら

表面の雲に
とらわれるのではなく

その奥にある星空を
見なければならない


敬意が矢となって
雲を貫き
意思という星を
あらわにする

だから学ぶのが上手な人は
敬意を大切にする

エキスパート

      ∽ 力を借りる力 ∽





達人が相手の力を利用するように
王は民の助けを得る


「助けを求める存在は弱い、劣っている」
という価値観があるけれど
むしろ逆で
強者は皆 多くの助けを得ている


勇者は仲間の
賢者は書物の
そして王は民の助けを得る


王は
民がいるから
王でいられる

しかし
民が多くの助けを得て
強大な力を得ると
王の地位が脅かされる

だからこの世界の支配者は
皆が助けを得にくくなるように
ある呪いをつくった


それは「努力」

努力とは奴隷の力
助けを拒絶させるための呪い


「ここまで来たのは自分の力」
「自分は努力したから成功した」

こう思うと
周囲の助けを拒絶する形になり
導きや助けを得にくくなる


「自立」や「自己責任」も同様

人は一人では立つこともできず
助けを得ることは悪くないのに

「自分一人の力で立て」と脅す概念


それらは「分断統治」のための布石であり
統治を容易にするための策略

まとまった戦力は強いけれど
分断させれば 容易に殲滅できる
それに似ている


「努力 自立 自己責任」
これらは助けを拒絶させるための呪い

だから多くの力や助けを求めるならば
むしろ「他者の力でここまできた」
と思う方が良くて
実際にそうであることが多い

他力を使うのは達人の原則であり
多くの助けを得るは 王者の証




(「幻の桜」というサイトで聞いたお話を僕なりに解釈しました)


(補足。日本語で「努力」に代わる表現はあまり見当たらないので使わざるを得ないことも多いかもしれなません。ただやはり努力は成り立ちを考えるとあまり使わないほうが良さそうです。僕は極力「工夫」 「準備」 「活動」という言葉を使うようにしています)

次の一手 「アキレスの踵」

※手前が後手なので、便宜上先後逆で表記します

      【図は△2二金まで】
f:id:Tempus_fugit:20191101232046p:plain

僕の実戦より。相手の金が堅く攻めを繋ぐのが難しそうに見えますが、さて…

(正解は下にあります)








正解 : ▲2三飛成

ばっさりと切り込みます。以下△同金▲2四歩で
金取りが受からずほぼ決まりです。金を吊り上げればあっさり無力化できる形でしたね。

僕はこの手が見えず▲4一馬と逃げてしまいました。「菊水矢倉なので飛車を渡すとまずい」と変な思い込みをした結果wがこれです(やはり恐怖は目を眩ましますね)。

飛車を下ろされたところで▲7九銀と引けば良いだけなので冷静に見るべきでした。時間もあったのに。